うーん・・・うーーん!!!・・・だめだぁ
どうしたの?うんちくん
トイレに入っても中々うんちがでないんだあ・・・
強くいきみ続けるのもよくないからね、
じゃあ今回はウンチの出やすい排便姿勢について説明するね。
トイレに入ってもなかなか便が出ない、どんなにいきんでも排便できない、
便が硬くて出そうで出ない…
便秘の人なら誰でもこんな思いをしています。
便は直腸まで送られてくると、脳にサインが送られて便意を感じます。
便意を感じたら、便は直腸までおりてきているということです。
便意を感じたらすぐにトイレに行けば、スムーズな排便へとつながります。
しかし便秘の人は、なかなかスムーズには行きません。
便は水分を失って硬くなり、いきんでもいきんでも出ないのです。
強くいきんだり長くいきみ続けると、体によくありません。
トイレでいきむのは、せいぜい3分です。
それ以上無理にいきむと、逆効果になってしまいます。
強くいきむのではなく、排便姿勢を変えるだけで便が出やすくなります。
便が出やすい排便スタイルがあるのです。
スムーズな排便姿勢はロダンの考える人のイメージで
- 前傾姿勢になり、両肘をひざの上に置く
- かかとを引いて少し上げる
- 腹筋だけに力を入れていきむ
直腸と肛門の角度は、普段は直角になっていて肛門は閉じています。
上半身を前かがみにすると、この直腸肛門角が開いて、便が出やすくなります。
かかとを上げると、腹筋に力が入りやすくなります。
腹筋以外の場所に力を入れても、力が分散されるだけで疲れてしまいます。腹筋だけに力を入れましょう。
便秘には洋式よりも和式が合っている
排便には、洋式よりも和式のトイレが良いと言われています。
和式トイレでかがむと、自然に前かがみの姿勢になり、腹圧がかかりやすくなるからです。
しかし現代のトイレは、洋式がほとんどです。
和式のトイレに出くわして、排便しようとするとかえって緊張してしまい、
出なくなるということもありますよね。
便秘のために、わざわざ和式トイレにリフォームする人はいないと思いますので、
「考える人」の前傾姿勢をやってみましょう。
また、トイレに足を乗せる小さな台を置くと、
洋式でも和式スタイルに近い姿勢になり、排便しやすくなるという人もいます。
オリジナルの排便スタイル
便秘の人の中には、こうすれば便が出やすくなるという、独自のスタイルがある人がいます。
私も、私なりのやり方があります。
- トイレに座ったまま腹筋のように上半身前後する
- 上半身を前後左右にひねる
- 腹踊りのように腹部を動かす
- 目をつぶって腹式呼吸をする
- 大腸を3本指で押してマッサージをする
直腸まで便が下りてきていて便意はあるのに出ない、
硬くて出ないというときに実践します。
私の娘も便がなかなか出ないという時には、上を向いたり左右に体を動かして出しています。
姿勢を変えることは、直腸肛門角が広がりますし、体をひねると腸もひねって刺激します。
腹式呼吸は副交感神経が働き、心身がリラックスして腸のぜん動運動を活発にしてくれます。
よく考えると、知らず知らずに便が出やすいスタイルを、自分で作っていたのです。
「考える人」のポーズにしても、私なりのやり方にしても、
効果には個人差があると思います。
しかし1つでも自分に合うスタイルがあると、
「これをすると便が出る」というイメージが持てますし、便秘が改善しやすくなります。
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