便やおならのにおい、実は腸内環境のサインかも?

便秘で悩んでいると、便が出ないことだけでなく「におい」にも敏感になりますよね。

便やおならのにおいは、食べたものが腸内で分解される過程で発生するもの。特に脂肪や動物性たんぱく質を多く摂ると、悪玉菌が活発になり、スカトールやアンモニアといった悪臭の原因物質が作られやすくなります。

これらのにおい物質は本来、腸から吸収されて肝臓に送られ、無臭化される仕組みになっています。この働きを「腸肝循環(ちょうかんじゅんかん)」と言います。

しかし腸肝循環がうまく働かないと、におい成分が分解されず、結果として強いにおいの便やおならになってしまうことも。

便秘解消にも◎!めかぶ納豆でにおい対策

便やおならのにおいを軽減し、腸内環境を整えるためにおすすめなのが「めかぶ納豆」です。

めかぶに含まれるぬめり成分「フコイダン」や「アルギン酸」は、水溶性食物繊維の一種。腸をやさしく潤しながら、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれます。

また、納豆は発酵食品としても有名で、食物繊維・ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれている優れた食品。納豆菌は腸内で善玉菌をサポートし、便秘解消に大きく役立ちます。

納豆に含まれる栄養と働き

  • 食物繊維:便のカサを増やし、排出をサポート
  • ビタミンB2・K:美肌や骨の健康を保つ
  • たんぱく質:代謝のサポート
  • ナットウキナーゼ:血液をサラサラにする働き

納豆は大豆由来の栄養に加えて、発酵によって吸収しやすくなっているのも嬉しいポイントです。

納豆は夜に食べるのがベスト?

納豆=朝ごはんのイメージがありますが、実は夜に食べるのがより効果的だと言われています。

納豆に含まれるナットウキナーゼの働きは約8時間持続するとされており、夜に食べることで、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすい朝方のリスクを下げることが期待できます。

健康面だけでなく、夜に食物繊維を摂ることで、翌朝のお通じにもいい影響を与えてくれるんです。

めかぶ納豆のおいしい食べ方

そのままでも美味しいめかぶ納豆ですが、白いご飯にのせてどんぶり風にするのもおすすめ。ねぎやひじき、ゴマ油をプラスすると風味や栄養価がアップします。

ネバネバが気になる方は、しっかりかき混ぜることで旨みが増して食べやすくなりますよ。

+オリーブオイルでさらに便秘解消効果アップ!

納豆にオリーブオイルを少し垂らすだけで、さらに便秘解消効果が期待できます。

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、便をやわらかくしたり、腸内でのすべりをよくする作用があるため、スムーズな排便をサポートしてくれます。

食物繊維+オレイン酸のダブルパワーで、腸内環境を整えて、便秘とさよならできるかもしれませんね。

毎日の食事から、においケアと便秘解消を

便やおならのにおいが気になるときは、腸内環境を見直すチャンスです。

めかぶ納豆を取り入れて、善玉菌を増やし、自然なお通じとにおいの悩みを改善していきましょう。

腸をキレイに保つことは、身体全体の健康にもつながります。便秘解消を目指す方にこそ、毎日の習慣にしてほしい食材です。

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